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プロフィール


  • 後藤 春彦
    昭和42年、東京生まれの石巻育ち
    <現職>
    株式会社宮富士工業 専務取締役
    石巻まちづくりギルド 代表
    <略歴>
    平成元年より10年間、(財)石巻市文化振興公社に勤務。この間、鈴木雅之、中山美穂、NHK交響楽団、松竹大歌舞伎等アーティストの石巻招聘や地元文化団体のサポート、舞台演出を手掛ける。
    平成5年、社団法人 石巻青年会議所に入会。平成17年、理事長に就任。平成19年12月、満40歳をもって退会(卒業)。
    現在は、プラント設備製造会社勤務。かつてはその傍らラジオDJや各種イベントでのMC、ブライダルMC等の活動を行っていた。
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2016.10.26

障害者視点からの石巻市立病院

元々立地場所自体「ここじゃないんだよなぁ〜」という気分の私にとって素直な気持ちで見られなかったのは別として、石巻市立病院に障害者ドライバーとして自分で運転して、リハビリに自力で通うなら、という想定のもと行って来ました(ここは素直に)。
駐車場入口は、JR仙石線の線路側にあります。国道側ではないのは、渋滞回避のためなのでしょう。 まずもって私を出迎えてくれたのは「ジャジャーーン!」

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私の天敵、発券ボタンをいちいち押さないと入れないゲートでした(ノД`) このタイプだと、右片麻痺の私の場合、車こするんじゃないの?ってレベルの幅寄せをして、一端停車し、ギアをパーキングに入れてサイドブレーキを引き、安全な状態を確保してから左手で発券ボタン押せるように身体を返してこの引っ込んだボタンを押さなければなりません。責めてこのボタンが大きな出っ張ったボタンを押し込むものだった楽なんですけど(イメージ出来ない方は、安全状態を作った上で左手で押してみて下さい)。 さてさて、中に入ると1F駐車場には障害者用ゾーンがあり、5台分が確保されてます。

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入口一番近くの場所に車を滑り込ませ駐車し、中に入ると、いきなり第二トラップ(´д`)「エスカレーター二本」。エスカレーター練習はしてますが、介助者がいないとハードル高いです。見上げて思案に暮れていると、すかさず私ベテランよ的ナースさんが現れ「どうぞエレベーターへ」と案内してくれます。2Fボタンを押され、辿り着いたのが…

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「バ、バーーン!」
巨大エントランス!田舎の勘違いした公共施設にありがちなエントランスホールって奴です。この距離を受付まで辿り着くのは大変なことです。
リハビリ室は3Fエレベーターから降りて直ぐのところにあるんで、割と行きやすそうです。 一応中で見聞きしたものや写真は割愛します。
最後に車に戻って出口に向かいます。 ちなみに、1F駐車場は障害者用を除くとそう多くなさそうなので、健常者の方は立体駐車場をお薦めします。つか、そうしてください。石巻の民度では、普通に考えて障害者用スペースに健常者の方が遠慮なく止めちゃうんで(^_^;) ところで出口は、仙台方向に沿って奥へ奥へと進みます最終的に出た先は、あと僅かで水押踏切ってとこです。
と、その前に精算機です。
これもまた天敵。入口同様、押しづらくおつりが取りにくい高さです。

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事前精算機の設置を強く希望します。
で、難所を出ると水押踏切を目前にして、案内矢印が現れて、あれよあれよと駅側に戻されるという仕掛けです。

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さて、開院前にごちゃごちゃな車線変更を行い病院がスッカスカなのにかえって道路が混んでないか?との声が聞こえて来ますが(笑)何にせよ私達身体的障害を負った者には通いづらい病院のようです。
市立病院自体の善し悪しはまたの機会に…。

2016.10.24

複合文化施設プロポーザルの愚

とうとう私にこの話題を言わせてしまうのですね。

市民会館6年、文化センター4年の勤務歴。
また、プレーヤーとして各地のホールで演奏経験があり、文化庁公認のアートマネージャーとして全国各地のホールを(私費で)見学して歩いた私は、もはやホールのプロ中のプロ。
そんな私の審議委員入りの希望を拒否して、まとめられたのがこれ (裏で手ぐすね引いてるのは誰だかわかりますけどねぇー)。
もはやどんなプロポーザルで着飾ってみせたところで原案がダメなものは、何をしてもダメ施設が出来上がるだけ。
知恵が無いの極み。
文化センターと市民会館の機能をくっつけただけで、複合文化施設とは片腹痛い。
そもそも何かと何かを併せて新しいモノを作るなら相乗効果はどこにあるのか見出さないと! また、まるっきり新しい付加価値が生まれてこその新施設です。
で、この立地場所なんですが、北部バイパスが出来たので車での利便性は良いものの、それ以外の交通手段の方はどうやっていくのか?
利用者の代表を審議委員に選んでるようですが、演者の意見よりは、見に来る市民の側に立った論理の展開が必要かと思うのですけど。
使いやすいホールってのは、あちこちのホールを使って比較で論じられる人、またはスタッフ(裏方)サイドの人の意見が重要かに思います。
ついでに金食い虫の施設だからこそ、施設から得られる果実、経済効果も考えたいところ。
昨年、9/19〜23の4日間に渡って「ひとめぼれスタジアム宮城」において行われた「嵐」のLiveイベントには、延べ動員数22万人、経済効果は93億円に登ったとも言われています。 これによって多くの観光客を刺激し村井知事は数字以上の効果はあったと語っています。
 
また、6/18新潟市にて行われたAKB48の選抜総挙には、新潟市が会場として積極的に名乗りをあげ結果5万人を動員、経済効果15億円をたたき出し売り込みに成功。
これらは、極端な事例だとしても、駅から遠い地にある、数百名収容の中ホールと、1300名程度の大?ホールで一体何が出来るのでしょうか?
この様な大胆な誘致は不可能です。 今後、復興の先に訪れる地域間競争に打ち勝つには
ほんとうに何が必要か? そこにも知恵を働かせ無いと作り損になってしまうでしょう。
例えば「世界防災シンポジウム」等は、仙台で開催させている場合ではないのです。
震災のグラウンドゼロとも言える石巻市が相応しいと思うのですが。
私なりにまとめた素案があるのですが、これは有能な市長候補者の方にお譲りするとしましょう(笑)
ともかく私は、また無駄なモノが石巻に出来てしまうのが嫌なだけなんです!

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2016.10.19

石巻市は復興という名の破滅に向かおうとしているのか

この知恵の無さは一体なんなのだろうか? 復興基本計画の「再生期」という言葉にとらわれた予算措置はいかにも行政的と言える。 計画に基づいた事業は実体に合おうが無かろうが、意地でも押し通すという姿勢は滑稽に思える。 被災者向け住宅造成地の分譲が余り、被災者以外にも枠を広げようということ自体、実体に即してないことを物語っているが、にも関わらず復興公営住宅は増え続けている。これは将来的に、維持管理費という名の経常的経費に化けていく。 私の住む地区には、民間建設、買い取り方のナント!破格の七階建ての高層公営住宅が建設中だ。さらにその近隣に民間開発型の住宅造成地が整備されている。 復興交付税の減少に対し、市は経常的経費の抑制に努めるという。 つまりこれは、日常的な経費をカットしてでも、意味をなさない復興予算に税金をドンドンつぎ込もうと言っているようなものだ。これが普段の市民の暮らしに直結する予算の削減でなければいいのだが。 いずれにしても、道路を作っても、祈念公園を作っても、震災遺構を残しても、維持管理費は毎年かかり続け、その変わり何かを我慢するか、削減していかなければならない。 2016年度予算は補正を繰り返しながら2000億円を突破した。不足分は基金という、いわゆる貯金を取り崩して食いつないだという有様だ。 こうした事態に対して議会からは市の姿勢を厳しく問う構図は見られない。 また、議会は自ら身を削った議員削減を行おうという機運は全くもって無い。 このままでは、来春の市長選に併せて定数減となっている一名分の補選が同時に行われる。その前に、4名程度の定数を削減してみるくらいの気概を持ったらどうか? 現状は、震災で人口が減少しているにも関わらず、議員は何も変わってない。 また、同規模の他都市と比べても明らかに多い。 石巻市は市長を先頭に当局、議員共々まさに目をつぶって、「打ち出の小槌を力の限り降り続けてる」状態だ。

そのツケを払わさせられるのは最後は市民だ。

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