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プロフィール


  • 後藤 春彦
    昭和42年、東京生まれの石巻育ち
    <現職>
    株式会社宮富士工業 専務取締役
    石巻まちづくりギルド 代表
    <略歴>
    平成元年より10年間、(財)石巻市文化振興公社に勤務。この間、鈴木雅之、中山美穂、NHK交響楽団、松竹大歌舞伎等アーティストの石巻招聘や地元文化団体のサポート、舞台演出を手掛ける。
    平成5年、社団法人 石巻青年会議所に入会。平成17年、理事長に就任。平成19年12月、満40歳をもって退会(卒業)。
    現在は、プラント設備製造会社勤務。かつてはその傍らラジオDJや各種イベントでのMC、ブライダルMC等の活動を行っていた。
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2010.01.15

養殖経済 その2

別にもったいぶるわけじゃないんですが(ただ単に時間がなかっただけでして)、養殖経済の続きです。
要するに大企業の誘致が適わなければ、地場企業をそこそこに育てればいい、という話です。
前にも書いたかもしれませんが、例えば我々の業界、鉄工場はタウンページの検索で150社も表示されます。
それぞれの頑張りで、これだけ不況にも関わらず、どこかが立ち行かなくなったと言う話はここ何年聞いていません。
(でも不況になると、必ずニュースの背景映像は鉄工場なんですけどネ)
そして、3K職種と言われても、ナント、各社後継者が豊富です。
これだけ底力のある業界にも関わらず、実はその経営実態は10年前とそれほど変わりません。
工場の広さはもとより、設計マンの数、職人数、そして品質管理面…。
これらの拡充、スキルアップを果たせば、必ず仕事はやってきます。
ウソじゃないです。
実際、先日も驚くような物量のプラントが引き受け手の無いまま宙ぶらりんになっていた、という事例に出くわしています。
今の発注形態は、従前のような
発注元 → プラント商社 → 一次製造者(中堅工場) → 二次製造者(町工場)
と言う図式から、発注元 → 町工場 と、いきなりな展開になっています。
中間マージンを割愛すれば安く済む、当たり前の論理です。
では、今までなぜそうならなかったのか?
例えばプラントの場合、発注元から出てくる図面は概念図的なものであり、これを職人が作るには「製作図」という、より具体的な指示のある図面を書く必要があります。
一方、末端で製造する町工場には設計者がいない場合があります。
そこで間にあるプラント商社なり中堅工場が、製作図を書いたり製品の搬入スケジュールを決めたり、あるいは品質管理を行ったりしてきたわけです。
ですが、前述の通り、コストダウンの為に発注形態が変わり、それぞれの役割も変わりつつあります。
発注元は、これまでより踏み込んでやることが増えます。
自社の傘下で製造をしてくれる工場を探すこと。
その工場のスキルをあげ、なおかつスケジューリングや品質チェックなども自分達でやらなければなりません。
実はこの辺、最近の大手メーカーさんはキチンと対応しています。
ところが町工場側の方が…。
そこでです!
コストを抑えつつ発注側の要求に応えるために、各工場の協業化なり経営統合という手法が有効ではないか、と考えているのです。
今まで各工場に一人の設計マンが5社集まれば5人になります。
10人ずつの職人が50人。
さすがに社長は5人から1人になってしまいますが、そんなこといってる場合じゃありません。生きていくためです! 4人は部長職に就いてもらいましょう(笑)
そうすることにより、俄然ビジネスチャンスが生まれてくるはず…なんですが、ただ集まっても意味はありません。
管理方や設計者、職人のスキルアップはどうやる??
人数だけ集まっても工場が小さければ、でっかいプラントは作れないよー??
これらを解消できるのが業界団体であり行政なのです。
協業化や経営統合に向けて意欲的な工場を集め、行政や業界がスキルアップの機会を持ち、勉強させていくのが第一段階。
続いて、各工場の借入金等を整理するための公的扶助。
最終段階は、職業訓練施設、研究施設を併設した公共マシニングセンター(大きな工場)を整備し、統合させる。
これでコンプリートです!
これで、間違いなく仕事は来ます!
当然利益が出る体質に替えたわけですから、やがては行政側も投資した分を税収という形で回収できるということになります。
キャー、みんなハッピー!

以上が、私の考える養殖経済というものです。
ま、初夢程度のお話ですが、ご参考までに~~。

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