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  • 後藤 春彦
    昭和42年、東京生まれの石巻育ち
    <現職>
    株式会社宮富士工業 専務取締役
    石巻まちづくりギルド 代表
    <略歴>
    平成元年より10年間、(財)石巻市文化振興公社に勤務。この間、鈴木雅之、中山美穂、NHK交響楽団、松竹大歌舞伎等アーティストの石巻招聘や地元文化団体のサポート、舞台演出を手掛ける。
    平成5年、社団法人 石巻青年会議所に入会。平成17年、理事長に就任。平成19年12月、満40歳をもって退会(卒業)。
    現在は、プラント設備製造会社勤務。かつてはその傍らラジオDJや各種イベントでのMC、ブライダルMC等の活動を行っていた。
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2008.02.22

私の考える市庁舎のあり方

前回の記事UPから1週間が過ぎてしまいました。
この間、ホントにたくさんの方々からご意見を頂戴しています。

現職の議員さんや、かつて政治に携わられた方々、 そして先輩や仲間達。
みんな口を揃えて言うのは「市役所はあそこじゃないべ」です。
本当に、見事に、全員そう言います。
逆に、絶対さくら野は市庁舎に!と言ってるのは、 市議会と商工会議所とマスコミぐらいじゃないだろうか??  と思いたくなるくらい。
先日もとある経営者の集まりに出席したら、みんな口々に 「役所や会議所は何考えてるんだ?」と。
それも名前を出せばみんな分かるくらい有名な企業の社長さん方が、 です。
その都度、縷々持論を説明してきたので、 なんかブログにも書いた様な気がしてましたが、 書いてませんでしたね(笑)

というわけで、今回は私の考える市庁舎のあり方、です。

まず最初に言いたいのは 「これから10年後、 石巻市は存在するだろうか?」 ということです。
ご承知の通り、平成17年に一市六町が合併し新生・ 石巻市が誕生しました。
その10年前、 即ち平成7年頃に皆さんこうなると思ってました?
すくなくとも、その頃私はそう思いませんでした。
石巻圏域が合併するなんて、もしかしたらあり得ないのかも、 とすら考えてました。
それほどこの圏域はまとまっていなかったのです。

少々古い話になりますが、 今から20年くらい前でしょうか、時の坂下清賢県議(故人) が石巻圏域の将来を憂い 「今こそ一市九町の大同合併を考えるべし」と、 10人の首長を集めたことがありました。
詳細は、当時若輩者だったゆえ(今も、だったりして) 忘れてしまったのですが、 確か時期尚早となったような記憶があります。
それでも10数年後、形はちょっと変わりましたが、 合併は成りました。
つまり、時代の求めが想像すら上回って現実となるのです。

こういう風に書くと憶測でものを言ってるみたいですが、 ぜひ地方制度調査会のHPをご覧になってください。
国レベルでは、既に道州制に向けて議論が進んでいます。
そして、安倍総理(当時)が 「今後も基礎自治体の合併を進めていく」 と強く宣言しています。
これは憶測ではなく、予測できる未来なのです。

これから10数年以内に、 石巻市は次の合併を迫られます。
基礎自治体は、もう一歩、 もう一回りの成長を求められるのです。
それは、分権を担うにふさわしい大きさになることと、 ふさわしい能力を身につけることです。
現状の行政や産業等のつながりからすると、恐らく石巻市、 東松島市、女川町、登米市、美里町、 涌谷町あたりが合併エリアになるんではないでしょうか。
もしかすると、石巻市、東松島市、女川町、松島町、利府町、 塩釜市あたりを含めた大湾岸都市が形成されるかもしれません。
繰り返しますが、これは絵空事でも初夢でもありません。
実際に国では次の合併に話が進んでいて、 そこから予測出来る未来なのです。

そうなった場合、 石巻駅前という立地は中央行政庁舎として適格でしょうか?
こんな大事な問題を、 中心市街地活性化というフィールドだけで語ってよいものなのでしょうか?

私は断じて違うと思います。
先の先を考えると、いまは我慢の時です。

次の合併が見えたとき、 新市のヘソは河北地区かもしれません。
その場合は、 河北総合支所を増改築し中央行政庁舎とした方がベターではないかと思うのです。
そして、市民生活の利便性を高めるのならば、むしろ区役所 (総合支所)や支所の拡充を図り、 より一層クラスター化を図ってはどうでしようか。
市民ニーズからすれば、 さくら野には中央支所的な機能で充分に足りると思います。

この様にあらゆるケースが考えられる中で、 いたずらに駅前に庁舎を移転するのは、 将来に負の遺産を残すことになりかねないのです。

とは言え、これは単なる私の持論に過ぎません。
ですが、多くの方が様々な意見を持っているのも事実です。
実際、 私も諸先輩から様々な意見を聞きなるほどと思うことしきり、 でした。

庁舎の位置は「企業の論理」や「タダだから」 という理由ではなく、中心市街地活性化とも区別して、 慎重に考えるべき案件です。
そして来るべき時には、市民の英知を結集して、 次世代に責任を持てる街づくりをしようではありませんか!

(次回は中心市街地活性化とさくら野ビル活用法について)

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