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プロフィール


  • 後藤 春彦
    昭和42年、東京生まれの石巻育ち
    <現職>
    株式会社宮富士工業 専務取締役
    石巻まちづくりギルド 代表
    <略歴>
    平成元年より10年間、(財)石巻市文化振興公社に勤務。この間、鈴木雅之、中山美穂、NHK交響楽団、松竹大歌舞伎等アーティストの石巻招聘や地元文化団体のサポート、舞台演出を手掛ける。
    平成5年、社団法人 石巻青年会議所に入会。平成17年、理事長に就任。平成19年12月、満40歳をもって退会(卒業)。
    現在は、プラント設備製造会社勤務。かつてはその傍らラジオDJや各種イベントでのMC、ブライダルMC等の活動を行っていた。
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2007.12.11

それが私の生きる道

今日は宮城県環境生活部青少年課による公益法人監査がJC事務局でありました。
ご承知の通り、石巻青年会議所は宮城県知事から「社団法人」の許認可を得ているので、数年に一度こうした立入監査があります。
公益法人として正しく運営されているか、規則に則って経理されているか、設立趣意に基づいた活動がなされているか…そうした事を関係帳票や資料、聞き取り調査によって監査されるわけです。
今回は私が理事長をやった2005年度も監査対象になっていましたので、お呼びが掛かりました。
ところが、わずか2年前の出来事と言えど、いざ「これはなんですか?」と聞かれても即答できないことしきり。
冷や汗が流れる場面が何度かありました。
しかし、代々先輩方から厳しく指導されてきた成果もあり、監査は見事「指摘事項無し」とのお墨付きを頂戴しました。

いま、全国の青年会議所は大きな転換期にあります。
それは来年12月に迫った公益法人制度改革です。
詳しい内容はリンク先をご参照いただくとして、要するに新しい「公益社団法人」になるためには、今まで以上に事業の公益性を高め、運営の透明度を高めなければならない、ということです。
即ちそれができなければ解散、若しくは一般社団法人として任意団体並みの取扱となり、これまで社団法人として頑張って守り抜いてきたものが無になってしまうのです。
今回の監査でも、若干そういった新法に照らし合わせたらどうなるか…という話はあり、「いよいよ時が近づいてきたなぁ」と強く感じました。

これまでの石巻JCの新法に対する取り組みは、ややスローペース。
11月例会で2005年度ブロック会長であった和田剛和先輩(仙台JC)から講演を頂いたぐらい。(和田さん、その節はありがとうございました!)
従って、2008年度に入ってから具体的な動きになるかと思います。
自分が現役の間にこの課題に取り組めなかったことに忸怩たる思いはありますが、長峰次年度理事長始め現役メンバーの皆さんに大いに期待するところです。

しかし、月並みな言葉ですが、このピンチはチャンスだと思うのです。
1980年代から1990年代前半にかけて、青年会議所は地域のボランティアやまちづくりのリーダーとして、行政や市民から信頼を一身に集め、その中心的存在として活躍してきました。
ですが、1990年代後半以降、特定非営利活動推進法の整備が進むと多くのNPO団体が台頭し、それと反比例して青年会議所運動は失速していきました。
同法の制定には青年会議所が深く関わっただけに皮肉な話です。
これは、何でも出来るが単年度制ゆえ連続して同じ事に関わる事ができないJCと、ひとつの事を専門的に長くやっていけるNPOが同じ土俵にいたために起こったことではないかと推察します。
また、教育や福祉といった行政の不足する部分をNPOがうまく補完していくことにより、急速に社会に浸透していったことも関係するでしょう。
2000年代に入ると青年会議所は、その方向性を幾多にも広げます。
国づくりや地域づくりの根幹を成す「政治」にフォーカスし、ローカルマニフェスト運動に代表される政治へのコミットを強めました。
さらに、過去の検証を進めながら、この国のあるべき未来、地域のあり方を世に問う施策も始めました。
時としてこうした活動は時の権力、勢力と結託してしまいがちですが、うまくバランスを取りながら公正中立にやってこれたのは、それこそ監督官庁による厳しい監査を受けながら公益法人として存在してきた青年会議所だからこそ出来たことです。

全国の青年会議所が今一度、その本質を見極め活動の方向性を整理し再構築できれば、公益社団法人として再浮揚する契機になるのではないかと考えます。
そしてその時こそ、青年会議所は社会から改めて尊敬され信頼される団体になるのではなでしょうか。
それがJCの新しい生きる道になると確信します。
後輩の皆さん、ぜひ頑張ってください!

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