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  • 後藤 春彦
    昭和42年、東京生まれの石巻育ち
    <現職>
    株式会社宮富士工業 専務取締役
    石巻まちづくりギルド 代表
    <略歴>
    平成元年より10年間、(財)石巻市文化振興公社に勤務。この間、鈴木雅之、中山美穂、NHK交響楽団、松竹大歌舞伎等アーティストの石巻招聘や地元文化団体のサポート、舞台演出を手掛ける。
    平成5年、社団法人 石巻青年会議所に入会。平成17年、理事長に就任。平成19年12月、満40歳をもって退会(卒業)。
    現在は、プラント設備製造会社勤務。かつてはその傍らラジオDJや各種イベントでのMC、ブライダルMC等の活動を行っていた。
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2007.01.13

カンタービレは遠くになりにけり

1月11日深夜、いてもたってもいられず目が覚める。
なんたって今日はアニメ版「のだめカンタービレ」 が始まる日!
ビデオはセットしていたものの、 やぱり一回目ぐらいはリアルタイムで観たいもの。
しかし、待てども待てども始まらない??? なぜ???
もしかして、一週間間違えてる???
確認のため番組HPをチェック。
アレ? やっぱ今日だ。
だが待てよ…よく見ると放送エリアに仙台放送が入ってないっ! !
どうやら宮城県では放送の予定がないみたいです。

ムッキィー!!

というわけで、この「のだめカンタービレ」。
ドラマ版は昨年末に終わりましたが、 すっかりはまってしまいました。
内容をすごく簡単にまとめると…
野田恵(通称のだめ)という音大生(ピアノ専攻) と千秋真一という指揮者を目指す天才学生の二人の関係を軸に進められるクラシック音楽をベースにした漫画作品、 これをドラマ化したものです。
視聴率も結構良かったみたいですが、 何よりこのドラマが残した功績は、 世間の耳目をクラシック音楽に引きつけたことでしょう。
私も幼少の頃からバイオリンやピアノと音楽の英才教育を受け… というのは真っ赤なウソで、中学校で吹奏楽をやって以来、 クラシック音楽には慣れ親しんで来た一人。
ところがあまたある音楽ジャンルの中ではかなりマイナーな存在で、 それこそCDショップを除いてみても、片隅に 「一応あつかってますよ」的にこっそり置かれている状態。
中高の吹奏楽部なんかでは男子の部員はあまり見かけることもなく (私の頃は半々ぐらい)、おいおい、 このまま日本からクラシック音楽が消えちゃうんじゃないの?? と思うぐらいの衰退ぶりでした。
ところがどうですか!
今やCDショップに行ってみると、 「のだめカンタービレで使用された作品です」 コーナーがあったり、 ドラマのBGM集がオリコンアルバム部門でランクインしてたり。
いやー、TVの力って大きいですねー。
ちなみに、 うちの息子が通うピアノ教室では4月に発表会があるんですが、 みんなベートーベンの7番を弾きたいって言ってるらしいです。
この7番ってのは、交響曲第7番のこと。
ベートーベンと言えば第5番「運命」とか第9番「合唱付き」 が超メジャーで、 よほどの通でもない限り7番なんて聴いたことある人は少ないはず。
それが小学生ぐらいの子達が、 本屋でのだめの単行本を目にすると口ずさんじゃったりしてますから。
すごい現象だ。
このままクラシック音楽が盛り上がってくれるとうれしいですね。

さて、音楽と言えば、 昨年末にちょっとショックなニュースに出くわしました。

石巻かほく 「40年の歴史閉じる~石巻なかよし音楽会」

詳しくは記事をご覧ください。
なかよし音楽会は石巻の小・ 中学生だったら1度は出演したことがあるはず。
私も小学生の時は合唱で、 中学校では吹奏楽部でそれぞれ出演したことがあります。
よほどのことがない限り、 小学生にとって市民会館のステージに立つなんてのはこの音楽会が初めてなワケで、 んでもって自分も演奏しつつ1日どっぷりと他校の演奏につかれるので、 子供達にとっては音楽教育の中でもとりわけエポックメーキングなイベントなのです。
言ってみれば全市的な子供達による音楽祭。
それが費用面で中止になるのは本当に情けない。
そもそも会場費を半分取っていることもどうかと思いますが、 公費負担もなく先生方の自助努力でやって来たというのは驚きです。

ところで皆さん、この中止を軽くみてはいけませんよ。
子供達にとっては唯一の「音楽を演奏する楽しさ」 「音楽を聴く楽しさ」を奪われたのに等しいです。
教室でクラスの人達相手にリコーダーを吹くのと、 市民会館の大ステージに立って数百人の聴衆を前にして演奏するのとでは感動の度合いが違いすぎます。
そうした実体験が出来ないとなれば、 恐らくかなりの割合で音楽に興味を持つ子供が減るのではないでしょうか。
この音楽会はそれほど重要な意味を持つ行事なのです。
これまで努力され活動を続けてこられた先生方には、 本当に敬意を表します。
と同時に、 何らアシストできない行政側の知恵の無さには全く腹が立ちます。
例えば市民会館の使用料。
1校の吹奏楽部が定期演奏会で使用するとなれば、 それは音楽教育の中で必要不可欠ならざる行事とは言えないので、 使用料を徴収するのは是だと思います。
しかし、なかよし音楽会の場合は全市的な行事。
そこに使用料を徴収する意味があるのでしょうか?
また、その他の費用捻出の面でも、 ヤマハやカワイといった楽器メーカーの冠をつけるとか、 もしかしたら市報同様、 直接音楽に関わりがなくてもスポンサーを名乗り出てくれる企業があるかもしれません。
また、市内で音楽教室を主宰されている先生方だって、 何かの援助をしてくれるかもしれないのです。
その声掛けを現場の先生方にやれというのは酷な話で、 これはどうあっても行政側のアシストが必要です。
確か、 そういうのを専門にやってる財団ってありませんでしたっけ?
金がないから何もしない。これでは衰退を招くばかり。
だったら知恵を使えばいいのです。
ところでこの件について、 市議会では何か話が出ていないかと議会議事録を検索してみました。
ヒット0。
そうですか、市議の皆さん、 子供達の音楽なんてどうでもいいんですね。

そんなワケで石巻の音楽教育は一歩後退してしまいました。
仕方がないので仙台放送さん、 石巻の子供達の為にもぜひアニメ版 「のだめカンタービレ」 放送してくださいよー!

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