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プロフィール


  • 後藤 春彦
    昭和42年、東京生まれの石巻育ち
    <現職>
    株式会社宮富士工業 専務取締役
    石巻まちづくりギルド 代表
    <略歴>
    平成元年より10年間、(財)石巻市文化振興公社に勤務。この間、鈴木雅之、中山美穂、NHK交響楽団、松竹大歌舞伎等アーティストの石巻招聘や地元文化団体のサポート、舞台演出を手掛ける。
    平成5年、社団法人 石巻青年会議所に入会。平成17年、理事長に就任。平成19年12月、満40歳をもって退会(卒業)。
    現在は、プラント設備製造会社勤務。かつてはその傍らラジオDJや各種イベントでのMC、ブライダルMC等の活動を行っていた。
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2005.03.08

公益性の“根っこ”

 昨夜、第3回理事会議が開催された。審議・協議案件が8つと、数は決して多い方ではなかったが、それでも終了したのは深夜12時であった。今回は、これから始まる事業の議案が多かったため、議論も活発に行われた。その中で、昨夜の“肝”というかヤマ場だったのは会員コミュニケーション委員会の『JC村開設』の議案ではなかったかと思う。 この事業は、会員やその家族、友人等と一年かけて米や野菜作りを行い、交流を図りながら「自然」「環境」「食」に対する感謝の意や重要性などを認識していくというものである。当然、その交流の中には「仲間同士で何かをやり遂げる重要性」や「親子・家族の絆」といった様々なギミックが含まれる。事業計画は隅々まで綿密に練られており、松永委員長の説明もそつのないものであった。そして質疑。教育イノベーション委員会の守副委員長が口火を切った。「ずばり、この事業の公益性はどこにあるのか?」。見事な質問だと思った。懇親を目的とする事業は、とかく「面白く」「楽しく」が先行してしまいがちで、その本分がどこかに置き去りにされてしまうことが時折見受けられるからである。我々は宮城県知事から公益法人として社団格を付与された団体である。とりもなおさずその事業全てに公益性が問われる。
 松永委員長の答弁はこうであった。「この事業で得られる効果は限られた範囲ではあるが、感じたことは今後の事業に活かされるであろうし、人とのつながり、地域コミュニティーとのつながりは、これをきっかけに広がっていくと感じている」。これもまた見事な答弁であった。私の意図するところを、きちんとくみ取っていてくれたことに心強く思った。
 青年会議所は数年に一度の割合で、許認可先である宮城県団体指導検査課の指導を受けている。うちに限らず、こうした懇親を目的とした事業については疑問符を付けられることが多いと聞いている。だが、それは木を見て森を見ていない話だ。年間10万円の会費も自腹、仕事や家族と過ごす貴重な時間を削り、合併や教育問題、産業振興等多岐に渡る事業に我々は身を費やしている。一般の方からすれば「何の義理があって?」と思うかもしれないが、これはもはや「地域に対する責任感」という言葉でしか説明できない。そういう気持ちを持った人間が自発的に集まってきているのが青年会議所なのである。そして、その難題に立ち向かう原動力が「仲間意識を強くする事業」であったり「家族を交えた親睦事業」なのである。この土壌があるからこそ、青年会議所は数々の対外事業の花を咲かせることが出来るのだ。私が在任中に指導を受ける機会があるかは分からないが、「JC村」は公益事業の根幹であると胸を張って言える。
 「飲み食いばかりしている」と、ありもしない陰口を言われる青年会議所だが、実は我々は常に公益性を考え、真剣に議論しているのである。

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